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発達障害とチック症

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《個性的な家族》
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音声チック

発達障害を持つ我が家の子どもたち。
二男の時は併発したチック症に気づきませんでした。

現在30歳の二男は中学2年生の時に発達障害、学習障害と診断されました。
その頃は不登校・引きこもりで
気が付いた時にはすでに音声チックが出ていました。

音声チックとは咳払いや鼻を鳴らしたり舌で音を鳴らしたりを繰り返す状態のことです。
二男の場合はフンフンと一見、鼻水を吸っている感じの音を繰り返し出していました。
鼻炎があったので鼻水が出るんだなくらいでおかしいとも思わずにいました。

その鼻水を吸っているような音が音声チックだと分かったのは
三男が小学1年生の時に運動チックになりチック症を調べてからのことでした。

そのときすでに成人していた二男。
のんきな私は悩まずに過ごしてしまいました。

運動チック

二男の時とは真逆で三男の運動チック症状が出たときは
のんきな私もさすがに気になって気になって精神科の医師に相談したほどです。

運動チックとは、まばたきしたり顔をしかめたり鼻や口を動かしたり
首を左右に振るといった動作を繰り返す状態のことです。

三男は保育園の時に発達障害があることが分かり
小学校入学前に医師から特別支援学級へ入ることを勧められていましたが
田舎の小学校で1学年1クラス10人程度の少人数だったので
通常学級へ入れて、他校の通級を併用することにしました。

でも三男にとっては少人数とはいえ通常学級の学校生活はかなりしんどかったようで
学習発表会の楽器演奏の練習でストレスがかかってしまい
パチパチとまばたきを繰り返す運動チックを起こすようになってしまいました。
とにかく気にしないように心がけるのが大変でした。

激しかったまばたきチックは学習発表会が終わると
軽いまばたきチックに変わってくれました。
その後も運動チックは続いていましたが気持ち的に楽になりました。

そんな三男の運動チックに加わったのが首を振る動作です。

高校1年の夏休み中に体調がずっと悪くて内科で点滴を受けたり
気持ちのイライラや落ち込みも激しかった中で起こりました。

自分の意思と関係なく急に首を大きく振るしぐさを繰り返すため
三男本人も怖いと言いました。

ちょうど同じ時期に初めててんかん発作が起きたので
激しい運動チックにてんかんまでと私も焦ってしまいました。

チック症状が和らぐきっかけ

三男の目をパチパチさせるまばたきチック症状はなくなりませんが
大きく首を振るチック症状は1カ月ほどたつと
ほんのわずかに首を動かす程度に和らいできました。

チックが和らいだきっかけは
通っている通信高校の前期試験1日目を終えたことです。
試験自体は1週間続くのですが
初めて迎える前期試験の1日目はとても不安だったようです。

試験日を迎えるまで泣いたり怒ったり
学校まで行っても学校の中へ入れなかったりしました。

三男の好きなボーリング場へ遊びに連れて行ったりして
気分を紛らわせたりしました。

そんなこんなで、なんとか前期試験1日目を終えたのですが
ストレスを乗り越えたことで運動チックが和らいでいました。

他の人には些細なことでも発達障害の我が家の子どもたちにとっては
とても重要に感じられてすごく苦しんでいることがあります。
さらにその苦しい自分の気持ちを言葉で表すことが苦手なため
心に蓄積されてイライラやチック症状や体調に現れたりするんです。

三男はストレスを感じることがあるとイライラが続き
やがて激しいチック症状が起こると今回分かったので
今後は、ストレスになる原因を早く理解して
気分を紛らわせる方法を上手く使っていこうと思いました。

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