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チック症とトゥレット症の違い

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《個性的な家族》
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2つ以上の症状が1年以上続く

まばたきをしたり顔をしかめるような運動チック
咳払いや鼻をすする音声チック
これらのチック症状がどれか1つだけ発生するのをチック症と呼ばれ
1年以内に自然に消えることが多いそうです。

1年以内に症状が治まるのを一過性チック症
1年以上続いて慢性化する状態を慢性チック症に分けられます。

けれど、運動チックと音声チックが混ざり合い
1年以上持続して日常生活に支障をきたしてしまうと
トゥレット症(トゥレット症候群)と呼ばれるようになります。

慢性チック症でも治療なし

チック症は、本人の意思とは関係なく音声を発したり同じ動作を繰り返してしまうのですが
ほとんどの場合は特別な治療はありません。

自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(学習障害)の三男は
小学校1年生からまばたきをするチック(運動チック)が始まりました。
高校2年生の今でも続いていますが経過観察と言われたまま10年以上が過ぎました。

まばたきを頻繁にしてしまう慢性のチック症ですが、
そのことで生活に支障があるわけではなかったので本人も気にしていませんでした。

トゥレット症かもしれない?

高校1年生の夏に首を振るチック(運動チック)が突然起こり数カ月続きました。
けれど、段々と回数が減り高校2年生になる前には首を振ることはなくなりました。
首を振る運動チックは1年以内に無くなる一過性チック症でした。
でも、入れ替わるように咳払いのチック(音声チック)をするようになりました。

あと半年この症状が続くとトゥレット症と診断されるかもしれません。

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