中学2年生で限局性学習障害(SLD)診断
保育園の頃にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥多動性障害)と
診断を受けた三男は
小学生では通常学級と通級。
放課後等デイサービスも利用していたことがありました。
中学校のときは
1年生は通常学級と通級。
1学期の終わり頃から学校を休みがちになり
2年生で不登校になったので
2年生の途中から3年生の卒業まで支援学級と適応指導教室を利用していました。
中学2年生3学期に大学病院で検査をして限局性学習障害(SLD)と診断が追加されました。
(限局性学習障害(SLD)は二男のときは学習障害(LD)と呼ばれていました。)
高校受験は受験自体が三男には難しく
高校自体も全日制よりも通信制が望ましいと大学病院の医師から言われました。
そのため受験を諦めて(三男は喜んでいましたが(笑))
受験のない私立の通信制高校に入学しました。
高校生活バンザイ
コミュニケーションが苦手で高校に入学するまで友達ができなかった三男。
高校に入ってはじめて友達ができました。
それが楽しくて楽しくて、学校にほぼ毎日登校できていました。
毎日学校に通うのは当たり前だと思われますが
中学校に行けなかったことを思うと
高校に通っていることが驚きで本当に喜んでいました。
それが・・・
とうとう11月終わり頃から学校を休むようになりました。
学校を休みだした理由がおもしろくて…(笑)
通信制高校あるある?
高校入学してからほぼ毎日学校に通っていた三男。
前期試験の前は慣れないテストの不安から体調を崩しましたが
なんとか乗り越えて試験を受けることができました。
そして、赤点だらけではありましたが
追試で前期試験を合格することができました。
順調すぎるくらいの高校生活を過ごしていました。
11月に入って1年生の後期試験を受ける準備で
今までの単位がどれだけ取れているかの表が配られました。
年間スクーリング数24(単位)のうち美術以外はすべて取れていました。
そうなんです!
もう美術以外の教科の授業は出なくても
後期試験を受けることができると分かったんです。
入学から8カ月経て通信制高校の仕組みを理解した三男。
そして、三男と同じようにいろいろな理由で
通信制高校を選んで入学した友達も気付いてしまったんです。
堂々とみんなで計画的に学校を休むようになりました(笑)
限局性学習障害(SLD)で受験をあきらめた結果
楽しい高校生活を友達と一緒に過ごせるようになりました。
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