気付かず小学校入学で通常学級へ
わが家の長女は小学校5年生で発達障害と診断されました。
乳幼児期からいくつも発達障害の特徴が表れていた娘ですが
保育園からの指摘があったのにも関わらず
私の大丈夫との思い込みで違う視点から考えることができず
どこにも相談することなく小学校に入学し通常学級に通わせていました。
勉強にもついていけているし何も問題はないと思っていました。
コミュニケーションがとれない
保育園では男の子としか遊べなかった娘でしたが
小学校に入学すると同性の女の子と一緒に遊べるようになってきました。
ところが小学校1年生の娘の口から
女の子って面倒くさいとの思わぬ言葉がでました。
友達と仲良くできているのかちょっとだけ不安になってきました。
その不安が的中したのは小学校2年生の時です。
庭で遊んでいた娘が女の子の友達にいじめられていたと
お隣の奥さんから教えてもらったことからでした。
娘は友達が言った冗談を真に受けたり
思い通りにならないとパニックを起こしてしまい
感情のコントロールが効かず
泣いたり怒ったりを繰り返すうちにいじめられるようになっていたんです。
いじめは学年を増すごとに激しくなっていきました。
先生の指示が分からない
勉強はついていけていると思っていたのですが
娘は先生の指示が何個もあると理解できないことが分かってきました。
1年生のうちは先生の指示も簡単だったので
みんなと同じことができていたのですが
2、3年生くらいになると指示も複雑になり
何個も1度に言われると覚えることができません。
みんなは先生の指示通りできているのに
娘は何をしているのかわかっていなかったのですが
みんながしていることを見てまねをして
何とか同じことをしようと必死で頑張っていたようです。
そのため、担任の先生もちゃんと理解できていると思っていたのです。
どんなに些細な困りごとでも聞いてあげる
わが家の息子はみんなと同じことをするのが
難しいんだなぁとすぐに気付くくらいわかりやすかったのですが
娘はみんなと同じことができるように必死で頑張っていたため
発達障害の発見が難しかったです。
その上、幼い頃に出していたサインにも
私が鈍感で気付いてあげることができませんでした。
小学校へ普通に入学できたとしても
途中途中で、どんなに些細なことでも困りごとはないか
細かく聞いてあげればよかったと思いました。
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