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ASDとは?わが家のASDの子どもたち

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《個性的な家族》
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私のせい?自分を責めてしまう

ASD(自閉スペクトラム症)は、
対人関係が苦手・行動や興味に強いこだわりを持つといった特徴の発達障害の1つです。

長男が集団生活ができなくて不登校になった時は
育て方が悪かったのかな、しつけが厳しかったのかなと
母親である自分自身を責めて悩んでいました。

でも二男以降では医学的には原因はまだ不明なものの
生まれつきの脳の機能障害によるものと分かってきたので
自分を責めることが減ってきました。

社会性と対人関係・コミュニケーションの困難さ我が家の子どもたちの特徴

我が家の子どもたち4人は
社会性と対人関係・コミュニケーションの困難さが強くあります。
集団行動が苦手で全員不登校になりました。

興味や感情の共有が難しいため
友達との会話がうまくかみ合わないことがあります。

人の気持ちを察して話したり行動することが難しいため
話をしていて笑いどころがわからず
今みんなどうして笑っているの?なんてことがあります。

友達同士の暗黙のルールが理解できなかったり皮肉や冗談が理解できないので
急に怒り出すことがあります。
親戚でボーリングをして遊んだのですが
従妹がガーターを出したこに対して上手ーと言って親族が笑ってしまったら
人の失敗をみんなで笑ったと三男が激怒してゲームにならなかったことがあります。

思い込みも激しくて良いことの思い込みならいいのですが
悪いことの思い込みだと
あの人はこんな人と1度インプットしてしまうと
全く心を開こうとしなくなります。

人と目を合わせるのが苦手で(私もですが)
目線を合わさないまま会話をするので
相手にしてみれば自分に興味がないのかなとか
うわの空で話をしてるかのように思われてしまいがちです。

またテンションが上がっていると必要以上に声が大きくなったり
逆に気分が落ち込みすぎていると聞こえないくらい小さい声になったりと
他人との身体的な距離感が分かりません。

心的な距離感もわからないため
友達を信頼しすぎて踏み込みすぎたり
つい自己中心的になってしまい近づきがたい印象を相手に与えてしまったりします。

行動や興味の偏りで困ったことも多かった

何かに没頭するとまわりが見えなくなるため
名前を呼んでも振り向かないことがしょっちゅうでした。

物事の手順に強いこだわりがあるため
予定にないことが急に入ったり違う指示があるとパニックを起こしてとても嫌がります。

まわりの些細なことが気になってするべき作業(宿題等)が進まないことが多いです。

音に敏感で急に耳をふさいだりトイレの水が流せなかったりします。

光に敏感でまぶしすぎると気分が悪くなったり頭痛を起こしたりします。

接触過敏で首周りが少しでも苦しいと嫌がってボタンが留められなかったり
肌に当たるタグが気になって服を脱いだりがありました。
ちょっと触れただけで、たたかれたと大騒ぎすることも多かったです。

においや食感などに対しても敏感なために
部屋に入れなかったり食べ物でも苦手が多いです。

二男はおもちゃの車が大好きで延々と車を1列に並べていきます。
これも行動や興味の偏りによるものだと後で知りました。

ASDでも自立は可能

ASDの特性があることで生活に支障をきたしてしまい
長女と三男は福祉的・医療的サポートが必要な状態ですが
長男と二男は仕事も結婚もしていて社会的自立ができるようになっています。

長男は興味のあったプログラミングをとことんこだわったおかげで
今ではプログラマーとして働いています。

二男は接客業が好きだったのですが
ファーストフード店、パン屋、美容室とバイトを経験したうえで
自分自身が人と会話するのが苦痛だということに気づいたため
最終的に工場勤務を選び、今は正社員として働いています。

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