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発達障害は何科?精神科、心療内科、小児神経科

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意外と知られていない?発達障害

先日、体調不良で内科受診をした三男。
自分の症状を言葉にして上手く話せずにいたので
私から体調不良の症状と一緒に発達障害がありますと医師に伝えました。
すると意外な答えが返ってきました。

発達障害ってなに?

当事者は当たり前のように口にしている名前でしたが
知らない医師がいたことに私はびっくりしてしまいました。

私が知る限りで発達障害は
ASD(自閉スペクトラム症)
ADHD(注意欠如多動症)
SLD(局性学習症)(LD(学習症))に分けられていて
三男はこの3ついずれも持っています。

一言で説明するには難しかったので
知的障害を伴わない自閉症ですと伝えました。

精神科、心療内科、神経科とそれぞれの役割

内科医師も知らない場合がある発達障害。
だとしたら初めて発達障害かも?と思った時は
何科を受診したらよいか迷う人がいるかもしれません。

二男のときは、心因的な体調不良でかかっていた
心療内科(思春期外来)には発達障害の専門医がいないため
心療内科の医師から児童相談所へ行くように勧められて
児童相談所経由で発達障害を診てもらえる精神科に転院しました。

発達障害で通っていた病院でも継続的に診てもらえない場合があります。
三男は思春期に近づくに連れて心の問題が複雑になってくると
発達障害で今までかかっていた小児精神科から
これ以上診察ができないので心理士のいる病院へ転院するよう言われました。

継続して診てもらえると思っていただけに追い出されてしまった気分でしたが
今ではその時に合った診療を受けるために必要だったんだと理解しています。

三男が発達障害で今通っている精神科では
心が原因で起きている精神的な症状(うつや統合失調症や不安障害など)を
どうやったら楽になるかの解決方法を一緒に考えてくれたり
もちろん、発達障害の症状に合わせてコンサータ等の薬も処方してくれます。

また、学校で学習症の診断書が必要になったときは
脳神経の異常に起因する身体的症状があるかを診てもらうために
脳波検査、発達検査等ができる小児神経科へ紹介してくださり
キチンと検査を受けた上で診断書を書いていただきました。

一概には言えませんが我が家の子どもたちが診察してもらったことから整理すると・・・

精神科(小児精神科)は心が原因で起きている精神的な症状
やる気が起こらない、常にイライラする、いつも不安な気持ちになる等を中心に診察してくれる。
通っている精神科は発達障害も診てくれる。
(病院によっては発達障害を診てくれてもコンサータ薬を処方できない病院があるので確認が必要です。)

心療内科はストレスなど心が原因で起きている身体的症状
倦怠感、胃痛、胸が苦しくなる、過呼吸等を診察してくれる。

小児神経科では脳神経の異常により身体的症状があるかを詳しく知るために
三男の場合は発達検査だけでなく、脳波、CT、MRIもしてもらいました。

こうやって少しずつ経験していく中で
精神科、心療内科、神経科とそれぞれの役割があることが分かってきました。

子どもなら小児神経科、小児精神科がある病院だと
専門医がいるので安心かもしれません。

大人ならどの科に行く場合でも
まずは発達障害を診てくれるかどうか
コンサータが処方できる病院かどうかを尋ねるのが良いかもしれません。

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