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大人のADHD(注意欠如・多動性障害)-多動・衝動性

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《個性的な家族》
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注意欠陥・多動性障害(ADHD)原因は?

ADHD(注意欠如・多動性障害)は、前頭葉の機能がうまく働いていないために
不注意、多動性、衝動性の症状がでるのではないかと考えられています。

私もADHDがあるため、じっとしていられなかったり
思いつくと考える前に行動してしまうことがあります。

医師からADHDと診断された症状とは?

私がADHDと分かったのは休日の家での過ごし方でした。
ひとりで家で過ごすことにとても違和感を覚えていたのです。
好きなマンガを読んだり、面白いテレビを見ていても
その時は良いのですが後にものすごい後ろめたさに襲われてしまいます。
そわそわして気持ちが落ち着かないのです。

それをうつ病でかかっていた精神科の医師に話したところ
ADHDがあると言われたのです。

子どもたちが発達障害を持っていてその症状から
自分も発達障害だったんだなと思うところがたくさんあったので
キチンと診断されたことで安心した気持ちになりました。

多動性・衝動性の症状

いつも家で落ち着かない気持ちだったのはADHDの多動性の症状からでした。

その他にも気分が高揚するとやたらおしゃべりになり
友人からよくしゃべるなぁと飽きられたことがありました。

大切な仕事のときも、失敗したくない気持ちと
お客様から好かれたいと思う気持ちがなぜかしゃべる方に向いてしまい
お客様の表情も読み取らず一方的にしゃべり続けていました。

また、勢いでしゃべるため失言をしてしまうことも多くて
家に帰ると落ち込んでしまうことがしょっちゅうでした。

衝動買いも抑えることができません。
買い物していて半額シールが付いていると
買わないといけない衝動に駆られて
必要のないものまで大量購入してしまいます。

これも多動性と衝動性の症状だったようです。

多動性・衝動性の良いところ

思いつくと後先考えずに行動してしまったりはよくあることで
失敗も多くありますがADHDで良かったと思うところもあります。

もともと、やらないで後悔するよりはやって後悔する方がいいと思っているので
とにかくやりたいことがあると周りの意見も聞かずに行動してしまいます。

でも、仕事に関してはこの行動力(多動性・衝動性)が良かったと思えています。

会社という組織の中で働くことが困難だったため仕事は転々としていました。
無理と思ったらすぐに仕事を辞めるこの行為は良くないことかもしれませんが
仕事を辞めることで逆にやってみたいと感じた仕事にどんどん挑戦していたので
好きだと思える現在の仕事に巡り合うことができたのです。

ただ、好きな仕事に出会えたのは良いのですが
会社のルールに沿って仕事をするのが難しくミスだらけ
上司や同僚とのコミュニケーションが苦手でよく上司から叱られていました。

数年後に会社から新しい店舗を出してそこの店長になるよう話が出ました。
コミュニケーションが苦手な自分が人を雇ってお店をまわすなんて
考えただけでも嫌で嫌でたまりませんでした。
店長になることを断ってからは自分でも驚くほど早い行動で
会社を辞めて個人事業主として好きな仕事を続けることになりました。

収入は減り大変なことも多々ありますが
マイペースで好きな仕事ができるので
自分のADHDに感謝しています。

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