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発達障害-大好きなゲームを我慢

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《個性的な家族》
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想像以上に楽しい高校生活なのに

高校生になって念願の友達ができた発達障害の三男。

入学前に想像していた高校生活が
想像以上に毎日楽しいと話してくれます。

それなのに三男は言葉とは裏腹に気分が沈んでいたり
いろいろな体調不良が続いています。

明らかにストレスがかかっていると三男に出る症状です。
それでも三男に聞くとストレスはないと答えます。

大好きなゲームを止めた理由

今まで宿題を自分からしたことのない三男が
高校生になってから宿題を自分からするようになりました。

大好きなゲームも夏休み前からしている様子がありません。

自分からゲームを止めたことで
学校から帰って宿題をすることができるようになったと教えてくれました。

少しくらいのゲームはストレス発散になるからしてもいいんじゃない?
あまりに突然大好きなゲームを止めたのでちょっと心配になって三男に言いました。

1度ゲームをすると俺はゲーム依存症だから止められなくなるだろうし
自分から宿題をすることができるのが今は嬉しいからゲームはしなくていいんだよと言うのです。

そうなんだ。
宿題できることが嬉しいんだ。
すごいなぁ。
あれほど大好きだったゲームが止められたなんて。

メニエール病

学校は楽しいのに頭痛、吐き気、微熱と体調不良が続く三男に
追い打ちをかけるように今度はめまいが襲ってきました。

耳鼻科でメニエール病と診断されました。

母親の直感でなくてもわかります。
ゲームをしないからストレスで次々と病気になっているのかもとこの時思いました。

本人が決めたことを応援

本人がゲームをしないと選択して勉強を頑張っているのですが
ストレスからいろいろな体調不良を起こしています。
ゲームをまたさせた方が良いのではないでしょうか?

発達障害で診てもらっている精神科の医師に相談してみました。

体調不良が起こったとしても本人が決めたことを
応援してあげてくださいと医師に言われました。

私は三男に、体調不良があまりに辛そうだから
少しくらいはストレス発散にゲームをした方が良いと思ったんだけど
精神科の先生が本人が決めたことを応援してくださいと言うから
母さんはあなたが決めたことを応援するよと伝えました。

そうだよ!
俺が決めたことなんだからゲームしろなんて言わないでよと
三男に叱られてしまいました。

本当のことは1つじゃない

家のWi-Fiが離れの家にも届くように中継器を買うために
三男と夫と一緒に電気屋に行きました。

そこで、50万円もするゲーミングPCが展示されていました。

三男にすごいねぇー!こんなPCならフォートナイトの大会に出られるんじゃない?
となにげなく言ったら怖い顔をしてにらんできました。

そして、小さな声でブツブツ言い始めました。
家のPCのスペック足りなくて思うように動かなくてゲームする方がストレス溜まるから
ゲーム止めて我慢してるのになんでそんなひどいことを言うの。
ゲーミングPCなんて買ってもらえないのわかってるから我慢してるのに。

あっ!!

三男の本当の真意がわかりました。

学校が楽しいのも本当。
宿題が自分からできるようになって嬉しいのも本当。

でも、本当の本当はゲームがしたい!!

本当のことって1つじゃないんですよね。

そりゃぁそうだわ。
自分でゲーム依存症だと自覚しているくらい
ゲームが大好きなんだから。
そのゲームを我慢しているから体調不良が続いていたんです。
やっぱり!!

家に帰って三男がいないところで夫と話し合いました。
三男の体調不良を治すにはゲーミングPCを買ってあげることかもしれない。

夫は50万円のゲーミングPCは高くて買えないけど
政府が今度くれる18歳以下の子ども向け給付金を当てにして
10万円くらいのゲーミングPCならいいよと言ってくれました。

学校から帰ってからのゲームの時間、食事の時間、お風呂の時間、寝る時間の
時間割を作ってルールを守るという条件付きで三男に伝えました。

水を得た魚のよう

わが家にガレリア(ゲーミングPC)がやってきました。

三男は生き生きしていて、まるで水を得た魚のようです。

満面の笑み。
元気な弾む声。
久しぶりに聞く心からの笑い声。

毎日なにかしらの体調不良を起こしていた三男。
ゲームを再開してからまだ1度も体調を崩していません。

精神科の医師のアドバイスに逆らったことが吉と出るか凶と出るか。
勉強の方はどうなるのか。

また近々ご報告させていただきますね。

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